己に打ち克つために

まず一回敗けてみた（´∀｀）笑”
もう最終的に勝てればよくね？

ってな感じで吹っ切れるために、ちょっと休憩。


つづきから息抜きの短文ひばご小説です！

愛情なんて欲しくない。
幸せになんてなりたくない。
 
いやだ、いやだとこどものように呟く。
 
いいよ。
君がいらないなら構わない。
 
顔を覆う腕に手を添える。
接触に一度震えたが、拒絶されなかったその腕をゆっくり外す。
 
現われた碧の瞳が僕を見る。
 
君が欲しくないなら、僕はなにも押し付けはしない。
 
瞳が大きく開かれて、眦から涙が伝う。
その瞳をそっと手の平で覆う。
君が負い目を感じる必要なんてない。
 
 
 
…愛情なんて欲しくない。
幸せになんてなりたくない。
 
うん。
 
でも…。
 
なに？
 
 
この手を失うのは死んでも嫌だ。
 
 
 
うん。
君が望むとおりに。
 
 
 
（僕も君を失うのは死んでも嫌だ）





できてるひばご。